お祝いにもらった胡蝶蘭をより長く楽しむためには、正しい育て方を知る必要があります。新しい花を咲かせるために欠かせないお手入れをお伝えします。また、胡蝶蘭は切り花としても楽しめます。切り花に欠かせない、水揚げ方法についてもお伝えするので胡蝶蘭をお祝いにもらった時の参考にしてみてください。
胡蝶蘭は花が散ってもまた花が咲く?
胡蝶蘭は、葉と葉の間から生える花芽が伸びた花茎の先端に花を咲かせます。一枚の葉に対して一つの花芽が出てくるので、生育状態が良ければ複数の花芽が出やすくなります。
花が咲き終わり枯れ始めたら、花茎も枯れてきます。その花茎を切ることで、次の花が咲きやすくなるのです。また、生産者の前の作り方によっても再開花する確率が変わります。しっかり充実させた苗を作る生産者の胡蝶蘭をおすすめします。
少しでも長く胡蝶蘭を楽しめる水揚げ
鉢植えの胡蝶蘭の花が枯れるまで楽しんでから、花茎を切るよりも長く胡蝶蘭を楽しむ方法があります。それは、花が開花中に花茎を切る「水揚げ」です。開花中に水揚げすることで、次の開花のためのエネルギーを残すことができます。
さらに、水揚げした花は、花瓶に生けて楽しんでいただけます。水揚げには切り戻しや水切り、湯揚げ、燃焼法などいくつかの方法があるのですが、茎が硬い胡蝶蘭には燃焼法が適しています。
胡蝶蘭におすすめの水揚げ「燃焼法」
用意するもの
- 深さのある入れ物(バケツなどがベスト)
- ガスバーナー
- 消毒済みの園芸用ハサミ
- 水で濡らした新聞紙
手順
- 花が傷ついたり落ちたりしないように、新聞紙とお花を密着させながら包みます。ガスバーナーで焼くため、切り口から15cmぐらい出しておきます。
- 水に触れる面積を広く確保するため、茎を斜めにカットします。
- 切り口から2 cmくらいまでをガスバーナーで炭になるまで焼き、水を張ったバケツに数時間入れておきます。
- 炭状になった茎をさらに斜めに切り、きれいな水につけます。そうすることで、花茎の詰まりが解消でき、十分に水を吸い上げることができるようになります。
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